再会

あなたと別れてから1年ぶりに会った。

あなたは何も変わってなくて安心した。

雰囲気のある喫茶店に行きあなたはかき氷頼んだ。久しぶり過ぎてお互い目が合わせられなかったが、あの頃のようなふざけ話もできるぐらいまですぐ打ち解け合えた。

一口くれたかき氷甘くて1年前にくれたパフェの一口を思い出させた。

他愛もない話して笑い合ったこの時間が空白の1年を少し修復した。

あなたは今同居している人がいると言った。

知っていたがあなたの口から言われるとまた違ったものがあった。苦しかった。

少しでもあなたに触れたいと思ってた筈なのに同居人が俺のことを知らなくても俺はそんな卑怯なことは出来なかった。俺がされたくない様に俺がしなかった。でも、少し触れたかった。

特になにもなかった1日だけどまた再会する約束をした。

また会える日が楽しみだ。